M―1審査員勇退・志らく“優勝候補”さや香の決勝漫才に思い「山田邦子さんは良くなかったと言って…」

2023年12月25日 10:51

芸能

M―1審査員勇退・志らく“優勝候補”さや香の決勝漫才に思い「山田邦子さんは良くなかったと言って…」
立川志らく Photo By スポニチ
 2018年から5年間務めた漫才日本一を決める「M-1グランプリ」の審査員を勇退した落語家・立川志らく(60)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今年の大会から一夜明け、自身の見解を示した。
 M―1放送直後から「海原ともこさんの落ち着いた審査員も良かったね。M1はテレビで無責任に見てるのが本当に楽しい」「つくづく審査員って怖い仕事だ」などと、感想を投稿していた志らく。

 一夜明け、この日も「M1の感想、もうちょっとだけお付き合い下さい」とし、「優勝候補のさや香」に対する思いをつづった。

 さや香について「正統派漫才には私は比較的厳しい。なにしろ比べてしまうのが、やすきよとかダイマルラケットとか夢路いとし・喜味こいしの名人芸だから」としつつ、「でも今回のさや香は良かった」と評価した。

 「特に決勝。山田邦子さんは良くなかったと言って彼らを笑いで救ったが、過去4回の中で私は1番好きだ」と、これまで見てきた中で一番の仕上がりだと絶賛。「あれを予選でやって、決勝でホームステイネタなら多分優勝。つまり彼らは予選は客を対象に、決勝はプロ(審査員)を対象にネタをやった。勿論(もちろん)どちらもプロが判断するんだけど。意識の問題です」とした。

 「私も師匠が楽屋にいると師匠に聴かせるために落語をやったもんだ」といい、「決勝ではプロ相手にネタをやった為盛り上がりにかけてしまったということ」と分析。「決勝はいかに盛り上がるかが鍵。明日のスターが誕生する瞬間だからね。でもあのネタを決勝に持ってきたさや香には拍手を送ります」と賛辞を送った。
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