宮城・女川町の音楽イベント「ONAGAWACK」来年の開催見送り　被災地に毎年大きな経済効果も…

　BiSやBiSH、EMPiRE、豆柴の大群らが所属する音楽プロダクション「WACK」代表取締役・渡辺淳之介氏が26日、SNSを通じ、毎年行われている宮城・女川町でのイベント「ONAGAWACK（オナガワック）」の来年開催を中止すると発表した。 　「WACK」と女川町が共催するイベント「ONAGAWACK」。2019年に初開催され、東日本大震災による津波で大きな被害を受けた女川町に2000万円以上の経済効果を生み出した。

　2020年の開催以降、新型コロナ感染拡大の影響で開催されていなかったが、今年2月に3年ぶりに復活。各アーティストの公演のほか、女川町とWACKがコラボしたグッズや飲食メニューの販売、イベントなどが行われ、多くのファンが来場した。

　2024年も開催を予定していたが、渡辺氏はこの日「毎年開催させていただいてましたONAGAWACKはこちらの諸事情により、来年の開催を見送ることになりました」と発表。「楽しみにしてくれていた皆様すみません。。。」と呼びかけた。