M－1で4位のマユリカ　「キモダチ」呼称を超える「悲劇」に見舞われていた　阪本「ムッチャ嫌な味して」

　24日のM－1決勝で初出場4位と健闘した「マユリカ」が28日までにYouTubeチャンネルを更新。M－1を振り返るとともに、本番後に見舞われた「悲劇」のエピソードを語った。 　マユリカは5番手に登場し、倦怠期の夫婦を面白おかしく表現したネタを披露。クオリティの高い漫才とともに、番組が幼馴染の2人を「ずっとキモダチ」と紹介したことも話題になった。ネタ終了後、阪本の「てか、キモダチって何なんですか？（自分から）キモダチでお願いしますとは言わないです」とツッコミを入れ、確かな「爪跡」を残した。

　ネタ終了時点では3位。暫定席を確保し、極度の緊張から解放された阪本を悲劇が待ち受けていた。「すごい緊張で変な気持ちでさ、椅子の下に水が置いてあって。喉がカラカラやし、震えながら（フタを）空けて飲んだら、ムッチャ嫌な味して、オエーってなって。何これ、と思って見たら、“シシガシラ浜中”って書いてあった…」

　直前まで3位席に座っていた、「年上後輩芸人」の忘れ物だった。これを聞き、大爆笑した中谷も「あれはかわいそう」とフォローを入れると、阪本も「喫煙者のおじさんのエキス、全部吸ってもて」と悲しげな顔で振り返った。

　中谷が「あの日のファイナリストで、一番嫌な水かもしれん」と同意しながらも、「飲んですぐ、そんな（吐くみたいになる）?」と聞くと、阪本は「味がおかしかったもん、明らかに。水じゃないというか、すごいいろんな味があって…」と険しい顔のまま説明を続けていた。