【落合×ジブリ鈴木敏夫 旧友対談】オレ竜時代の凄さを熱弁!鈴木さん「一服の芝居を見る感じ」
2023年12月29日 17:10
芸能
鈴木さんは苦笑いを浮かべながら「親父によく中日球場に連れて行かれたんですよね。それで、ファンになったきっかけっていうのは、もしかしたらね…」と少年期を回想。「外野(席)が多かったんですけどね、外野が木だったんですよね。そしたら中日が負けるとね、ジャイアンツに、それをはがすんですよね。それで火をつけるんですよね。そうするとね火の手が上がるんですよ」と今では信じられない外野席の風景を紹介。火をつける理由は「放棄試合」にするためだと笑った。
そんな独特な経緯と経験により熱烈な中日ファンとして生きてきた鈴木さん。落合氏は選手時代から「打ち方が好きだった」と明かし、「監督になるっていう時は凄くうれしかった」という。会見などは「いまだに全部覚えてますよ」「トレードはせず現有戦力での底上げを10%やるとか」「優勝するって言ってましたからね」「いきなり紅白戦ですから」と落合野球の始まりに受けた衝撃を熱弁。そしてオレ流野球は「物凄く面白かった。ドキドキしたですよ」「全試合録画して見ていた。楽しいんですよ、負けようが勝とうが。一服の芝居を見る感じ。負ける時にも負ける意味があったし楽しかったですよね~」と称賛が止まらなかった。
しかし現在は「ちょっと見なくなっちゃったんで、分からない」とポツリ。「本当に熱心に見てきたんですが、ついに見なくなったですね…。だって見るとつらすぎますよね。いくら何でもっていう試合が多すぎて」と苦笑いを浮かべた。そして「負けてもいいんですよ。負けても(ファンを)満足させられる試合ってあるんですね」とオレ竜時代に思いを馳せ「もう一度(落合監督を)見たいですね」と落合氏の“再登板”を熱望した。