M-1決勝9度進出の笑い飯・哲夫 優勝逃した時の心境は「僕自身の悔しさよりも…」思い出語る

2023年12月29日 16:17

芸能

M-1決勝9度進出の笑い飯・哲夫 優勝逃した時の心境は「僕自身の悔しさよりも…」思い出語る
「笑い飯」哲夫 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫(49)が、28日放送のMBSラジオ「笑い飯 哲夫のニュースシャワー年末スペシャル!」(後5・45)に出演。自身が出場した「M-1グランプリ」を回想した。
 笑い飯は2010年に9度目の決勝進出で悲願のチャンピオンに輝いたが、2003年は最終決戦で4票取ったフットボールアワーに対し、3票と1票及ばず2位。2005年も同様に最終決戦で4票獲得したブラックマヨネーズに対し3票とまたしても1票及ばず敗れた。

 わずか1票で涙をのんできただけに当時のモチベーションについて尋ねられた哲夫は「(大会が)終わった後ってのは、悔しさ爆発してる感じなんですけど、僕自身の悔しさよりも社員さんがキレてたりするから…。M-1作った谷(良一)さんが“何で君ら優勝せーへんのや!他の事務所に持って行かれやがって”とか、めちゃめちゃ怒ってたりするから、こっち怒ってても怒ってないように見える」と自分たちよりも吉本の社員の方が優勝を逃して怒っていることが多かったと懐かしんだ。

 また、ネタに関しては「M-1行くと、潔い戦いみたいなところがあって、“自分らの方がおもろかったやないですか!”ってほとんど思ったことなくて、やっぱり優勝しはる人がすごかった。もし、点差で優勝決めるってなったら“向こうが点は高いやろな”って納得する。そこは潔いんですよ」と1票差で負けても負けを痛感して「何で」とは思わなかったという。

 その上で「ただ、自分自身は“来年も優勝狙って何をせなアカン”とか」と敗れると、そこからまた1年、M-1に向けた準備、戦いが始まるプレッシャーはあるとし「それはまぁ、ライフワークでもあるのでね」と9度決勝に進出した笑い飯ならではの思い出を語っていた。
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