旧ジャニ所属タレント不在の紅白リハ始まる リポーター集結の華やかな取材は変わらないが…
2023年12月29日 17:45
芸能
この日も変わらず、有名リポーターが集結して華やかな取材現場となったが、今年の大きな特徴は、旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所所属タレントが44年ぶりに不出場となったこと。
近年、5~6組で推移していた旧ジャニーズ事務所所属タレントの出場。バラエティー番組への出演でトーク力の高いタレントが多く、取材現場でも自然と笑いが起きるなど、紅白本番の晴れ舞台へ向けて大きなもり上がりをつくっていた。だが、今年は不在。さらに、スケジュールの都合で、この日は午前10時~午後7時40分まで、休憩を入れて約9時間に30組もの囲み取材の予定が組まれている。
単純計算では1組あたり約18分だが、写真撮影や交代時間などを考慮すると、質疑は5、6分で開催。そのため、恒例の「今年の漢字一文字」、意気込みの質疑応答で終わってしまい、リポーター、記者といったコメントを引き出す側、コメントを発する歌手本人側も試行錯誤しながら、いかに視聴者に届く答えを伝えられるか、真剣に向き合っている状況だ。
30日もリハーサルが予定され、例年同様に司会者インタビューも行われる見込みだ。