中居正広　谷村新司さんを偲ぶ　大御所の威圧感なく「言葉のキャッチボールがすごく素敵な方だった」

　タレントの中居正広（51）が30日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON＆ON AIR」（土曜後11・00）に出演、10月8日に死去した「アリス」でシンガー・ソングライターの谷村新司さん（享年74）を偲んだ。 　今年死去した芸能人の思い出を語る中、中居は「谷村新司さん…、僕らが10代、20代とかで紅白に出ると、大御所の方がバ～ッといっぱいいる訳ですよ。当時、勝手にこっちが思っているのか、本当にそうなのかわからないですけど、大体怖い。本当に怖いかわからないし、何をこんなに怖がっているのかもわからない。でもあいさつには行かなければならない。本人そんなに圧をかけている訳じゃないけど、こっちが勝手に怖がっちゃって」と振り返りながら「谷村さんはそれがなかったんだよなあ」としみじみと語った。

　中居は「そういうの昔からなかった人だった。番組があったりして、あいさつしても、気持ちいい雑談をしてくれる人っていうのかな。その雑談の尺、時間と、そのちょっとした言葉のチョイスというかキャッチボールがすごく素敵な方だった」と続けた。

　また、谷村さんの女性マネジャーについても「元気かなあ。僕らが有名になる前の若い頃から『あ、中居君』って。あの女性マネジャさんーの声とか…谷村さんと似たのかな。おだやかな感じで。寂しいねえ」と語った。