風間俊介　旧ジャニーズ事務所退所で最後のあいさつ「新たな道…地味でも一歩一歩」何度も「ありがとう」

　俳優の風間俊介（40）が所属の「SMILE―UP.（旧ジャニーズ事務所）」を31日をもって退所する。この日、会員制有料サイトでメッセージを発表した。 　「大勢の皆様ではなく、この文章を読んでくださる方、1人1人に感謝を伝えさせて頂きたく思っています」とし、「この仕事は、誰かに見つけて貰う事だと思っています。見つけてくれて、ありがとう。気にかけてくれて、ありがとう。応援してくれて、ありがとう」と感謝をつづった。

　「2024年から、1人で歩んでいきます。でも、1人だけど、1人ではない。そんな風に思っています」とし、「新たな道を地味でも、一歩一歩、ゆっくりでも、一歩一歩、進んでいこうと思います」と挨拶した。

　今後は事務所には所属せず、独立してフリーで活動する。

　風間は今月16日に退所を発表。同社では創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて岡田准一（43）、嵐の二宮和也（40）、生田斗真（39）ら俳優として活躍するタレントが相次いで退所を発表しており、風間で6人目となった。

　俳優活動のほか、NHK・Eテレ「フクチッチ」で司会を務めるなど多分野で活躍する風間。公式サイトで同社は「このたびの問題で多くの事を考え、自分の心と向き合ったとき、自分の中に、新たな場所に身を置き挑戦してみたいという思いがある事に気が付き決断しました」と退所の経緯などを代弁。

　風間は「これまで見守ってくださった方々、これから出会う方々、全ての方に胸を張れる歩みをしていこうと思っています」としていた。