【紅白】純烈、衝撃のQRコード衣装で客席練り歩き 堺雅人がスマホで読み取り、有吉は苦笑い
2023年12月31日 21:42
芸能
「NHKプラス紅白親善大使」としても活動した1年。紅白をより多くの人に届けるため、同局の番組をインターネットで視聴できるサービス「NHKプラス」を、紅白でもしっかりPRした。この日はQRコードが埋まった衣装で登場。歌唱前に司会の有吉弘行から「すごい…サービスマンみたいな…」と苦笑いされる一幕もあった。パフォーマンス中に審査員の堺雅人にQRコードを読み取らせるなど、ステージを練り歩いてNHKプラスをしっかりアピールした。
ファンとの距離感の近い触れ合いを得意にするだけに、コロナ禍が明けるのを待ち焦がれていた。昨年はステージ上のみのパフォーマンス。一昨年は客席と距離を取りながらマジックハンドで観客と握手するなど、趣向を凝らした。しかし、もうそんな必要はない。今年は新型コロナが5類相当になり、ようやくコロナ前の日常が戻ってきた。この日は以前のコンサートと同じように、メンバーがステージを練り歩き、QRコードを読み取らせるべく観客にスマホを向けさせるなどして沸かせた。
パフォーマンスを終え、酒井一圭は「今回で6回出させてもらって中途半端なのは嫌なので、ここで宣言します。10回を目指したい。またここに戻ってこれるように全国を駆けずり回りたい。反応をXで早く見たい。岩永の故郷、波佐見とかは特にね」と前のめりに話すと、初出場となった岩永洋昭は「むちゃくちゃ楽しかった。入って1年、リハーサルの段階からどれとも違う」と振り返った。
昨年の紅白のステージで、小田井涼平が卒業し、岩永を加えた現メンバーでは初めての出場となった。長崎県波佐見町出身の岩永は、29日の囲み取材で「出身地が長崎の片田舎、1万4000人の街なんですけど、純烈に入った時も、紅白が決まった時も、懸垂幕を出してくれた。生まれ育った街なので、喜んでもらえるように精一杯やるだけです」と決意。故郷に錦を飾った。
今回の番組テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。
ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。