ジョージア大使　金沢向かう新幹線車中で地震発生も「地域を優先に」投稿　「お優しい」「ありがとう」の声

　ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使が1日、自身のX（旧ツイッター）を更新。新幹線で金沢に向かっていたところ、この日午後4時10分ごろに発生した石川県能登地方を中心とする最大震度7の大きな地震の影響で運転見合わせとなった様子を投稿した。 　「乗車中の新幹線が停電で止まりましたが無事です。石川県の皆様、どうぞお気をつけください」と投稿。

　岸田首相や首相官邸、石川県・馳浩知事のXをリツイートして情報を拡散し「深刻な地域での一早い対応があることを祈っております。また、馳知事においてはこの大変な事態を安全に乗り越えられるよう願っております」とした。

　午後7時ごろには「新幹線の中です。停車したまま復旧の目処は立っておりませんが、通信状況もあって元気です。安全を第一に、被害を受けたり救出を必要としていたりする地域を優先していただきたい気持ちがあります」とし、「新幹線の車内販売のアルコール以外の飲料は売り切れとのことです。子供もいるから少し心配ですが、大変なのはみんな同じです。一緒に乗り越えましょう！」と呼びかけた。

　フォロワーからは「なんとお優しい」「金沢民です。余震が続いて気がめいっていますが、このポストを見てすこしほっこりしました。本当にありがとうございます」などと投稿が寄せられた。