金沢で地震遭遇の武井壮 県外に出ようとするも…「土地勘がなくて 通れないところがあるみたい」
2024年01月01日 23:12
芸能
また同県輪島、富山県の富山港で大津波警報が発表されたほか、日本海側を中心に広い範囲で津波警報、注意報が出された。大津波警報は解除されたものの、津波警報、注意報は日本海側の多くの地域に出たままになっている。揺れ、津波とも北海道から九州まで広い範囲で観測され、その後も揺れが続いている。政府は石川県などで3万3000件の停電、6件の生き埋めが報告されていると発表した。
金沢市内にいた武井は地震を受け、50メートルほどの高さがある高台に1人で避難。しかしその後、「情報が入ってこない」ことを理由に、市内へ降りて行ったという。電源が使える街のホールから動画を配信。「津波警報はあるものの、余震がプルプル来ている感じ。ただ、だいぶ落ち着いてきた」と、雰囲気を伝えた。
武井は「なるべく早く県外に出たい」と話しているが、問題なのは道路の状況だという。「土地勘がなくて、いろんな道路が陥没したり、隆起したりして、通れないところがあるみたい」。近くの高速の入り口に行ってみたものの、「入り口に向かう道が、かなり大きな土砂崩れになっていて。さっき行ったんですけど、道路が土砂で塞がれていて、通行止めになっています」と、状況を説明した。
金沢で合流する予定だった後輩は、新幹線の車内で足止めを食っているという。武井は「交通情報を確認しようがなくて」と困惑。「ここからできれば岐阜方面とか、海沿いを通らずに内陸の方に抜けたいと思ってるんですけど。もし交通情報が分かって“この道安心ですよ”とか情報があったらSNSとかで教えて下さい」と呼びかけた。
「日付けが変わるくらいまで待って、動きがないようなら、県外に脱出するかもしれません。岐阜とか滋賀とかに南下していこうかなと思います」と、今後の予定を明かした。
タフで知られる武井も「さすがに疲れたな…」と疲労が隠せない様子。「ご飯も食べてないので腹減ってますけど、体力は山ほどあるので、大丈夫だと思います」。当面は、おみやげ用に買った菓子や、近くのコンビニで食料を買ってしのぐつもりだという。
その後は「とにかくもう大きな地震が来ないことを祈るのみ これ以上の被害がありませんように なんとか明日までに内陸に避難できるよう動きます」と、祈るように投稿した。