ますおか増田 初共演で衝撃を受けた坂田利夫さん 圧倒的存在感とそのパフォーマンス能力

2024年01月04日 19:37

芸能

ますおか増田 初共演で衝撃を受けた坂田利夫さん 圧倒的存在感とそのパフォーマンス能力
「ますだおかだ」の増田英彦(右)と岡田圭右 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦(53)が4日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」に出演。昨年12月29日に82歳で亡くなった坂田利夫さんを追悼した。
 約15年、フジテレビ「ものまね紅白歌合戦」に出演していたますおか。その初出場となった22年前に披露したネタが坂田さんのモノマネだった。当時大ヒットしていた「おさかな天国」の歌詞「サカナ サカナ サカナ サカナを食べると アタマ アタマ アタマ アタマが良くなる」の部分を替え歌にしたネタで「ぼくとおかだが坂田師匠の金太郎みたいなカッコをして、あと10人くらい同じカッコをした子どもたちを引き連れて踊りながら歌ったんです。♪サカタ サカタ サカタ サカタを食べると アタマ アタマ アタマ アタマ悪くなる♪って」。

 すると突然、坂田さんがステージの後ろから“アホの坂田”の衣装で登場。2人はまったくスタッフから聞いていなかっただけに大変な衝撃を受けた。

 「坂田師匠は練習も何もしてないのに、ちゃんと自分でアレンジをするんですよ。曲の合間に“あっほ”と合いの手を入れてくれるんですが、それがピンクレディーの“UFO”みたいな感じで。その合いの手だけでスタジオも大爆笑でした。全部持っていかはった」と、圧倒的な存在感に舌を巻いた。

 ステージ終了後に2人は最大の敬意を払って「ありがとうございました」とあいさつ。すると、坂田さんはお約束の「ありがとさーん」と言って、さっそうとステージ裏から去っていった。「めちゃくちゃカッコ良かったです」と、増田は今もその光景が目に焼き付いているという。

 その後もステージなどで一緒になるたびに談笑する機会を得た増田。「そんなぼくらの楽しさの象徴やった芸人さんらが最近次々と亡くなっていくのがすごくさみしいし、いろんな思いを感じてしまいます。坂田利夫さん、ありがとうございました」と感謝の言葉を口にしていた。
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