「光る君へ」吉高由里子 復興へ祈り「娯楽は命あってのもの。日常戻った時の癒やしになれば」

2024年01月07日 16:41

芸能

「光る君へ」吉高由里子 復興へ祈り「娯楽は命あってのもの。日常戻った時の癒やしになれば」
<大河ドラマ『光る君へ』>上賀茂神社にある片山御子神社(片岡社)で写真撮影を行う吉高由里子(左)と柄本佑の2人 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 「源氏物語」を執筆した紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜後8・00)で主演を務める吉高由里子(35)と、平安時代最盛期の権力者・藤原道長を演じる柄本佑(37)が初回放送となった7日、紫式部と道長にとってゆかりの深い京都・上賀茂神社を参拝。ドラマの成功を祈願するとともに、報道陣の取材に応じた。
 上賀茂神社は紫式部が参拝して、恋い焦がれる男性に向けた和歌を詠んだことでも有名。吉高は「私もきょう初めてこの神社にお邪魔したのですが、1000年前とほぼ同じ風景で、伝統を大切にして受け継いでいく京都の文化に感銘を受けました」と、いにしえのヒロインと同じ目線になることができたことに感激した。柄本も「ぼくたちが演じる人たちが実際に見た景色を見ることで、今後の撮影でも世界観を想像することができる気がしますね」と、参拝したことが糧になる可能性に期待した。

 柄本の言葉を受けて吉高は「できたら、上賀茂神社さんで撮影したいですよね。高揚感も出るし、こんな風情があるんだという気持ちの部分もあるし。スタジオは空がないの。ぜひ、よろしくお願いします」と神社側とスタッフに懇願するとともに、「みなさんも書いてください!」と報道陣も巻き込んで神社内での撮影の実現を願っていた。

 また、能登半島地震についても言及。吉高は「被災された方々に一日でも早く日常が戻るように祈っています。娯楽は命あってのもの。当たり前の日常が戻った時に、ひとときの癒やしになれるように1年間頑張っていきたい」とメッセージ。柄本も「年明けから大変なことがあって、そんな最中でも京都に戻って来られたのはうれしい限り。被災者の方々を含め、皆さんに勇気とか元気を与えられる作品になれば」と願った。
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