プロデューサーが語るNewJeansの魅力「自然でリラックスしたサウンド」K-POPの新スタイル

　NewJeansを手がける注目のプロデューサー、ミン・ヒジン(45)がNHKスペシャル「世界に響く歌　～日韓POPS新時代～」に出演。NHKの独占インタビューに応じ、そのクリエイティブの思想を初めて明かした。 　NewJeansではK-POPの概念を変える新たなスタイルに挑戦している。耳に残る短いフレーズが何度も繰り返され、キレのあるダンスがK-POPの特徴だが、NewJeansでは「より自然でリラックスしたサウンドやダンス」にこだわった。各パートの歌を担当するメンバーがセンターではなく、あちこちに移動することでルールに縛られない自由さを表現。細かい動きに工夫を積み重ねてメンバーの天真爛漫（らんまん）さを伝えている。

　創作活動において最も大切に考えていることは「真心」だという。「目に見えず形のないものですが、ファンには必ず伝わる」とミン・ヒジンは語る。

　「ヒットの方程式が生まれるとそれが何度も繰り返される。誰もが同じようなスタイルになってしまう。それを破りたい」と従来のK-POPと一線を画するスタイルでNewJeansのさらなる飛躍を見据えた。