泉房穂氏「トカゲ以外にも全体の一部だけを切り離して逃げ延びる生き物は…安倍派などの自民党の派閥」

　兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏（60）が8日までに自身のSNSを更新。自民党が7日付で政治資金規正法違反容疑で逮捕された同党所属の衆院議員、池田佳隆容疑者を除名処分としたことに言及した。 　岸田文雄首相は同日、池田容疑者が逮捕されたことに関し「大変遺憾なことであり、重く受け止めている」と官邸で記者団に述べた。池田容疑者の除名処分を決定したと説明。

　「党として強い危機感を持って政治の信頼回復に努めなければならない」と強調した。

　岸田首相は、自民二階派会長を務める二階俊博元幹事長が東京地検特捜部の聴取を受けた件については「捜査機関の活動内容について首相の立場から発言するのは控える」と述べるにとどめた。

　泉氏は、岸田首相の対応について「素朴な疑問だが、『大変“遺憾”』とのことだが、何が“遺憾”なんだろう。裏金を受け取っていたことが“遺憾”なら、金額の多い少ないにかかわらず、安倍派の90人に対しても、処分をすべきではないのだろうか。“トカゲのしっぽ切り”って言葉が思わず浮かんできてしまう…」と投稿。

　続けて「『トカゲのしっぽ切り』と言われるが、『トカゲ』以外にも“全体の一部”だけを切り離して逃げ延びる生き物は他にもいるようだ。『ヤモリ』などの爬虫類や、『カニ』や『エビ』などの甲殻類、『クモ』や『ムカデ』などの節足動物、それから『安倍派』などの自民党の派閥…」とつづった。