玉川徹氏 政治刷新本部のメンバーに「小渕さんはきっとこの政治の闇にドリルで穴をあけて…」
2024年01月11日 12:38
芸能
政治刷新本部の本部長は岸田首相で、最高顧問には、麻生派を率いる麻生太郎副総裁と無派閥の菅義偉前首相が就任。番組では、本部長代行は、茂木敏充幹事長(茂木派)、本部長代理は、森山裕総務会長(森山派)、渡海紀三朗政調会長(無派閥)、小渕優子選挙対策委員長(茂木派)、検事長に木原誠二幹事長代理(岸田派)、事務局長に小倉将信前子ども政策担当相(二階派)、幹事は小泉進次郎元環境相(無派閥)、松川るい参院議員(安倍派)らで、全体で38人で安倍派から最多の10人が参加していると伝えた。
東京地検特捜部は昨年12月に安倍、二階両派の事務所を家宅捜索したほか、両派幹部らを任意で事情聴取。今月7日に政治資金規正法違反容疑で安倍派の池田佳隆衆院議員=同日付で党除名処分=らを逮捕した。特捜部は今月26日で固まった通常国会召集前に、政治資金規正法違反の疑いで会計責任者らを刑事処分する方向で検討している。
玉川氏が、政治刷新本部のメンバーについて「小渕優子さんとか入ってらっしゃってですねえ、小渕さんはきっとこの政治の闇にドリルで穴をあけていただけるんじゃないかっていうふうに期待しますって…」と言うと、羽鳥慎一アナウンサーは「なかなか嫌な感じの発言ですね、ドリルねえ」と指摘。玉川氏は「いやいや、結果としてですよ、出てきたものが素晴らしいとなれば、それでいいですけど、今のところ、そういう期待はちょっとできないかな」と自身の見解を述べていた。
小渕氏をめぐっては、2014年に後援会主催の観劇会の不明朗な会計が発覚して経済産業相を辞任、15年に元秘書2人が執行猶予付き有罪判決を受けた。この事件で、検察の家宅捜査を前に、事務所のパソコンのハードディスクが電気ドリルで穴が開けられた状態で見つかった。昨年9月、小渕氏の選対委員長登用報道を受けて、「ドリル優子」がX(旧ツイッター)でトレンド入りした。