結城東輝弁護士 松本人志の裁判長期化の可能性「3年かかる可能性も十分」報道の真実性が論点か

2024年01月11日 12:37

芸能

結城東輝弁護士 松本人志の裁判長期化の可能性「3年かかる可能性も十分」報道の真実性が論点か
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 スマートニュース株式会社で戦略法務に従事する傍ら、政治を分かりやすく伝えるNPO法人Mielkaの代表を務める結城東輝弁護士が11日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。活動休止を発表したダウンタウンの松本人志(60)について言及した。
 松本は8日、自身の性加害疑惑を報じた「週刊文春」に対して提訴する方針を固め、裁判に専念するため活動休止を発表。同日、自身のSNSで「ワイドナショー出まーす」と宣言した。ただその時点でフジテレビの番組担当者や幹部社員らに連絡はなく、局内は調整に追われた。翌9日に議論を重ねて夕方に出演する方針を固め、午後6時ごろに出演を発表。松本も同番組への出演について「顔見せ程度ですよ」とSNSに投稿していた。それが急転、10日午後4時半ごろに同局が取りやめを発表した。

 松本は裁判で争う姿勢を示しており、結城氏は「性加害に関する事実について、最後の論点として、真実だったのかどうか。あるいは、週刊文春さんが真実と考えるほどそれに相当する資料だったり、証拠だったりがあったのかの立証性が論点になってくると思います」と裁判になった場合の論点について説明。

 刑事裁判となる見方も否定はせず、「松本さんが民事裁判で名誉毀損(きそん)になるかどうかを争っていくというのが典型例で、今後おそらく1年2年3年ぐらいかかっていく裁判の中で、この報道に真実性があるかどうか」と語った。

 また、「3年かかる可能性も十分にある。いろんな方の証言が取り上げられているので、証言の真実性を一つ一つ丁寧に検証していかなければならない。裁判所も丁寧に、戦っていくと思うので、相当な時間がかかるんじゃないかなと考えています」と裁判の長期化もありうると持論を展開した。
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