365日 あの頃ヒット曲ランキング 7月
【1994年7月】ライブがはねたら/NOKKO自身もCMに レベッカ後の代表曲
2011年07月29日 06:00
芸能
2 瞳そらさないで/DEEN
3 Rusty Nail/X JAPAN
4 世界が終わるまでは…/WANDS
5 BOY MEETS GIRL/TRF
6 ライブがはねたら/NOKKO
7 空と君のあいだに/中島みゆき
8 恋してムーチョ/TUBE
9 suvival dAnce/TRF
10 純愛ラプソディ/竹内まりや
注目太陽がまた輝くとき/高橋ひろ
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。
【ライブがはねたら/NOKKO】
80年代に爆発的な人気を得たロックバンド「REBECCA(レベッカ)」が解散してから3年。バンドの顔でもあった、ボーカル担当のNOKKOがリリースした、カルピスウォーターライトのCMソング。本人も出演し、ジャングルの中でゴクゴク飲み干し「この12キロカロリーはおいしい」とPR。レベッカのノリを残しながら、彼女独特の少し鼻にかかった声が夏のヒットチャートを賑わした。
1枚のCDでさまざまなバージョンを入れているのが、本作の大きな特徴。「あいしてる」「だいすき」「いつもいっしょ」の3パターンがそれ。ファンの間ではそれぞれ好みがあるようだが、それはともかくレベッカ解散後のNOKKOのソロとしての代表曲であることは間違いない。
かつてはニューヨークを拠点に音楽活動をしていたこともあったが、03年に再婚後は第一線から距離を置いて音楽活動をしており、06年に長女を出産してからは、静岡・熱海に住むなど、小柄な身体でステージを縦横無尽に駆け回っていたイメージと正反対の穏やかな生活を送っている。
その一方で2010年にはメジャーシーンで10年ぶりとなるアルバムを発表。「フレンズ」や「ラズベリードリーム」などレベッカ時代のセルフカバーや「夜空ノムコウ」(SMAP)や「いとしのエリー」(サザンオールスターズ)など、男性ボーカルの曲を歌ったものを集めた「Kiss」をリリース。09年12月にはフジテレビ「FNS歌謡祭」にも登場。9年ぶりのテレビ出演だった。
「子育てをするうちに、歌いたい気持ちが強くなった」とNOKKO。子供たちに童謡を披露することもしばしばあり、静岡県が推進する「ふじさんっこ応援キャンペーン」のイメージソングも手掛けている。自由奔放なイメージがあったNOKKOを知っている世代には、母親となった、新しいNOKKOにある意味衝撃を受けるかもしれない。