池ちゃん ナイキよりシャレー!/大井・羽田盃
2009年04月22日 06:00
競馬
道営時代は5F戦主体で1勝止まり。平和賞(6着)遠征でも特に目立たなかったが、船橋移籍後に大井外回り7F、地元マイルの特別で連勝した内容を見て、先が楽しみな存在と感じた。岡林師は「ウチに来て見た時、レースに出る前から“これは走るな”と思った。デビュー後にかなり使っていたので京浜盃前に1度休ませて成長を期待するプログラム。もともと身体の使い方は上手だけど、さらに伸びやかな走りになった。体調は前回よりはるかにいい」と語る。休養効果絶大というわけだ。
ニューイヤーCは出遅れて牝馬モエレエターナルの半馬身差2着。小回り浦和コースの適性自体が高くないだけに、さほど気になる敗戦ではない。そして京浜盃の頭差2着。主戦・酒井は先行有利な流れの中、前々で運んだナイキにプレッシャーをかけるべく早めに動いた。さすがに最後は盛り返されたものの、直線の伸び脚は光っていた。成長したこの馬が「どのぐらいの脚が使えるのか分かった」(酒井)のは心強い限りだ。さらに「右回りの方がいいし、距離が延びる分じっくり行ける。今度は1800メートルだからもうひと呼吸おいて勝負に出る」と酒井。きっちり届くとみて馬単(9)―(3)が大本線。3連単なら1着(9)固定、2、3着(3)(1)(7)(5)(12)の20点。(池田 裕文)
◆第54回「羽田盃」S1 サ系オープン
(1)ガイアボルト 的場文
(2)タケノファイヤー 和田譲
(3)ナイキハイグレード 戸崎圭
(4)ヴィーヴァマティニ 真島大
(5)ワタリシンセイキ 坂井英
(6)シュバレスク 張田京
(7)ワンダフルクエスト 左海誠
(8)イーサンジャンパー 町田直
(9)シャレーストーン 酒井忍
(10)スーパーヴィグラス 柏木健
(11)ディアテクノバトル 御神本
(12)モエレエターナル 今野忠