【天皇賞・春】サトノノブレスに懸かる“父子対決”
2014年04月30日 05:30
競馬
阪神大賞典は勝ち馬ゴールドシップから1秒6差の4着。決定的な差をつけられたがスムーズな競馬ではなかったことも事実。スタートで1馬身出遅れた。「ゲート内で待たされ、タイミングが悪くなった。無理してポジションを取りにいく訳にもいかない。きつい競馬になった」と振り返る。
2走前の日経新春杯は先手を奪って逃げ切った。持ち味のしぶとさを生かすには前々の競馬で粘り込む形がベスト。04年イングランディーレ(10番人気)、12年ビートブラック(14番人気)…。春の天皇賞は先行した伏兵馬が波乱を演出するのが相場だ。キズナより前々で運ぶノブレスが押し切るシーンもあるか。靴下までびしょ濡れになった以上、必ず高配当を手にしなきゃと寺下は誓った。