G1「第65回全日本2歳優駿」が17日、川崎競馬場のナイターで行われ、3番人気ディアドムスが2歳ダート王に輝いた。G3北海道2歳優駿に続く重賞連勝。中央馬のVは2年ぶり13回目。三浦皇成(24)、高橋裕師(61)ともうれしいG1初制覇となった。
道中5、6番手につけたディアドムスは4角で3番手まで進出。外を伸びて直線半ばで抜け出し、1番人気タップザットを半馬身差封じた。大きく右手を突き上げた三浦は「位置取りはを気にせずリズム重視で乗った。長くいい脚を使える馬。抜け出した瞬間、もう負けないと思った。やっとG1を勝てました」と笑顔。次走や来年のローテーションは未定。
◆ディアドムス 父ジャングルポケット 母マイネランデブー(母の父アグネスデジタル) 牡2歳 美浦・高橋裕厩舎 馬主・ディアレスト 生産者・北海道新冠町ビッグレッドファーム 戦績6戦3勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金6098万円。