【中山牝馬S】アイスフォーリス 相沢師絶賛!余裕の65秒0

2015年03月12日 05:30

競馬

【中山牝馬S】アイスフォーリス 相沢師絶賛!余裕の65秒0
ウッドを単走で追い切るアイスフォーリス
 調教スタンドでアイスフォーリスの動きを見届けた相沢師の顔が紅潮している。追い切りの様子を主戦・三浦に聞かれると、「具合が凄くいいぞ。有終の美を飾ってくれ」と笑顔を向けた。重賞初制覇を懸けたラストラン。「6歳春の引退を定めたクラブ(サンデーレーシング)の規約でターフを去るが、引退が惜しまれるほどの気配」(同師)と語るように、圧巻の走りを披露した。
 Wコースで単走追い。直線で軽く仕掛けられると、白さの増した芦毛馬が首を深く沈めて柔らかいフットワークを繰り出していく。余力残しで5F65秒0の好時計だ。「若駒の頃から動きが硬くてゴツゴツしていたが、ようやく柔らかみが出てきた。カイバ食いも旺盛。このぐらいのタイムは楽に出せる」。ラストランにふさわしい仕上がりを強調した同師。「重賞を獲れる力がありながらここまで勝たせられなかった。調教師が3歳春のレースぶりにこだわりすぎて距離適性をつかめなかった」と自らを責めるように言葉を継いだ。

 しぶとく3着に粘った3年前のオークスからステイヤー型と判断した同師。4歳後半から5歳にかけて5戦連続で2000メートル超のレースに出走させたが、勝てなかった。その後、中距離路線に転じた途端に条件戦を勝ち上がり、重賞で掲示板(5着以内)に載ること4回。「1800メートルから2000メートルがベストだとようやく分かった。タイトルを獲って最後を飾りたい」と締めくくった。

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