【ドバイシーマC】ワンアンドオンリー3着好走 凱旋門目指す
2015年03月30日 05:30
競馬
9年ぶりにドバイの地に足を踏み入れた橋口弘師は、体調不良のためレース当日は競馬場で観戦できなかったが、遠征には息子・慎介技術調教師も同行。父の代わりにレースを見届けた師は「作戦通り。ダービーと同じような競馬ができた」と満足げ。前田幸治オーナーも「ちょっと(ハミを)かんだけど、いいレースだった」と鞍上を称えた。
レース翌日、競馬場で馬の様子を確認した慎介技術調教師は「厳しいレースの後ですが、全然問題ありません。カイバもペロッと食べました」と報告。今後については欧州遠征プランが再浮上。前田オーナーは「キングジョージから凱旋門賞を目指したい。世界一を目指したい」と明かした。
鞍上については未定だが、C・デムーロは「もっと距離はあってもいい。スタミナのいる競馬場が合っている」と欧州の馬場適性に太鼓判。06年、父ハーツクライが3着に敗れた、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSへの挑戦。来年3月に定年を迎える橋口弘師にとっての「夢」は、これからも続く。