中山4Rの3歳新馬戦(ダート1800メートル)は、2番人気のゴールドアリュール産駒クインズプルート(牡=奥平)が鮮やかな逃げ切り勝ち。好スタートを決めてハナに立つと、レースの主導権を握ったまま直線へ。後続を楽々と突き放した。2馬身半差の2着に追い込んだリキサンダイオーが入り、奥平厩舎のワンツーフィニッシュ。1番人気のタイタンアルムは直線で失速し5着に敗れた。
手綱を取った嘉藤は「いいスタートを切れたし、道中もいいペースで行けた。何もかもがうまくいった」と笑顔。奥平師は「正月明けに熱発があり、無理せず放牧に出して成長を待った。まだまだこれからの馬だが走る体をしている。ダートと決めつけないで今後を考えていきたい」と話した。