【ドバイワールドC】タルマエ出来は最高潮 相良助手「今年が一番」

2016年03月26日 05:30

競馬

 決戦前日、日本馬で唯一馬場入りしなかったのが、3年連続のドバイワールドC挑戦となるホッコータルマエだった。乗り運動のみで報道陣からは、その様子を確認できなかったが、騎乗した西浦助手の歯切れのいいコメントを聞けば、気配の良さが伝わる。「無駄な力みがなく、走りたい気持ちでいっぱい」。闘争心をため込み出来は最高潮だ。
 担当の相良助手も「3回目の今年が一番いい」と胸を張った。5着だった昨年は舞台がオールウエザーからダートに替わり、ドバイで使用できるスパイク蹄鉄(日本では使用禁止)の種類を決めるため、毎日が試行錯誤。今年は調整方法を確立し、現地スタッフとのつながりもできてスムーズだった。「現地の馬って思うほどの雰囲気」と笑う。

 昨年のレース直後に、幸は言った。「もっと環境に慣れていたら差は縮まっていたかも」。その言葉を証明する時がいよいよやってきた。

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