【金鯱賞・中山牝馬S】4歳プロディガル&フロンテアに国枝師期待

2017年03月08日 05:30

競馬

 【東西ドキュメント・美浦=7日】今週は障害を含め4重賞の豪華版。美浦では複数登録した厩舎が少なくない。国枝厩舎は金鯱賞にプロディガルサン、中山牝馬Sにフロンテアクイーン。一粒で二度おいしい!?スタンド4階の“定位置”までリズミカルに階段を上がる国枝師を追う小田は少々息切れしていた…。
 東京新聞杯2着のプロディガルサンはメンバー最速3F32秒0の鬼脚。「だいぶ落ち着いて競馬ができるようになった。体に実が入ってきた。今年期待している馬だし、いいところを見せてほしい」と口調も熱い。全兄にリアルスティールがいる良血。重賞初制覇の期待が膨らむ。こちらも初重賞が懸かるフロンテアは昨春オークス(6着)でも見せ場。「前走(初音S=1着)はうまく脚をタメられていい競馬。体の方も充実してきた」と目を細める。前走の462キロは過去最高体重。

 2頭とも明け4歳の伸び盛り。指揮官ともども、その若さがうらやましい…と小田は率直に思った。

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