東西で「モノノフ無双」、僕の馬券はモノの数にも入らない

2017年04月16日 17:57

競馬

 東西で「モノノフ無双」、僕の馬券はモノの数にも入らない【馬券顛末記】桜の盛りを過ぎた阪神競馬場。きょうが春の阪神最終日で来週から京都競馬場へと舞台を移す。最終週の芝といえば、以前は「馬場が荒れて時計がかかる」あるいは「前が止まって差しが決まりやすい」という傾向もあったが、近年は馬場保全の技術が増したか、それ以外の理由かは分からないが、必ずしも時計がかかったりはしない。
 ところが、だ。阪神4Rは1番人気のディープインパクト産駒が2着に敗れ、力感あふれるフットワークのステイゴールド牝馬が1着。5Rは逃げたアーネストリー産駒が父にJRA初勝利をプレゼント。「ちょっと脚を取られるような馬場」との証言も聞いた。おいおい、こりゃ阪神メーンの難波Sは人気どころに軽い走りの末脚が切れるタイプが多い。波乱の予兆か…とインプット。一方、モニターで見る中山芝は最終週だというのに、めっちゃ時計が速い。なんだか「馬場が硬く感じる」という証言も本日から始まった「日曜午後の狙い馬コーナー」で見た。こちらはスピードタイプの馬有利か、と当日の傾向をメモ。

 さて阪神メーンの難波S。上がり3F33秒台の切れ味を誇るミエノサクシードやハクサンルドルフは午前中の傾向からは危ないかな…の見立て。だったが。なんのことはない。ミエノサクシードは好位から33秒6、ハクサンルドルフは後方から33秒0。存分に切れ味を発揮してルドルフ1着、ミエノ2着。ルドルフ鞍上の藤岡康はそりゃもう完璧な騎乗だった。

 そして中山メーンの皐月賞。こちら結果1分57秒8と超スピード決着で、マイル実績のある池江厩舎ワンツー。ある意味、馬場傾向通りだが、それならこちらもマイル実績ある◎アウトライアーズにも頑張ってほしかった…。それに○ダンビュライトは当時の馬場傾向に合わないかな、と思って買う額を控えめにしてしまったが、馬の3着力(3戦連続)もあるし鞍上・武豊の好騎乗もあるしで3着確保。こちらだったか。まあ全部馬券は外れているので関係ないが。あとアルアイン騎乗の好漢・松山がG1初勝利。おめでとう。

 ところで阪神メーンを制した藤岡康太、皐月賞Vの松山弘平はいずれも、モノノフ(ももいろクローバーZのファン)として知られ…ているかな?最近は松山と顔を会わせる機会もないし、いまもそうかは知らないが。ともあれ友人からの「モノノフ松山おめ」というツイートで東西メーンの「モノノフ(たぶん)無双」に気づいたわけだ。だから何がどうってことはまったくないが、全国のモノノフは同胞の快挙を喜んであげてほしい。(仙波広雄@阪神競馬場)

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