【フローラS】隔世遺伝で花開く!ドーベルの孫ビルズトレジャー
2017年04月19日 05:30
競馬
2戦目で初勝利を挙げると以降はホープフルS、共同通信杯と果敢に牡馬相手の重賞に挑んだ。祖母は2歳女王にも輝いたが、その後は2000メートル以上でG1・4勝。師は「オーナーと話して母系から長いところにいこうということになった」と距離を優先した選択だったと説明する。2戦とも7着止まりも上がり3Fはメンバー3位以内。鞍上は「初戦で乗った時に上を目指せそうだなと思った。いい瞬発力がある」と能力を感じ取っている。
同じ重賞でも今度は牝馬限定戦。ここを目標に調整も順調だ。1週前追い切りはWコース併せ馬で6F82秒4〜1F13秒3。パートナーのプレイヤード(4歳1000万)に騎乗していた師は「馬なりでかわされてビックリした。背中の力が付いてきて、ひと皮むけた感じ」と成長に目を細める。現状では抽選対象ながら出走できれば面白い存在。師は「何とかオークスに出したい」と抽選突破を祈っている。