【岸和田・高松宮記念杯】西軍・三谷竜、G1連覇へトライ
2017年06月15日 05:30
競輪
競輪関係者だけにとどまらず、ラクビー雑誌からも取材依頼が舞い込んだ。ラガーマンとして過ごした高校、大学時代では全く縁がなかったことだけに本人も驚きだった。
「ラグビーでは大した選手ではなかったので」
タイトルホルダーの仲間入りを果たしたが、まだまだ満足はしていない。シーズンオフのない競輪は次から次へとレースが続く。
「これで終わりでない。次に向けて頑張っているし気持ちの変化はない」
前回の和歌山・全プロ記念は初日に落車。それでも状態面は何ら心配はない。
「次の日も走っているしケガ自体は大したことはない。擦過傷があったけど練習はできているし大丈夫です。直前は違反訓練があったけど、普通に練習はできたので」
近畿地区のG1は2年前の岸和田・高松宮記念杯以来2度目となる。その時は一次予選で8着に敗れた。
「岸和田の宮杯は意識をしていたし、近畿地区から獲れるようにみんなで頑張っていきたい」
今回は初日特選(白虎賞)からのスタートとなる。勝ち上がりに関係はないとはいえ強い走りを西のライバルに見せつけたい。“ドラゴン”三谷が圧巻の走りで突き進む。