土曜東京9R、2歳オープンのアイビーSは、ブービー人気のコスモイグナーツ(牡=高橋祥、父エイシンフラッシュ)がまんまと逃げ切って勝利。
「内をピッタリ走ってハナに行こうと思っていた」という柴田大の作戦通り。スタートしてすぐに内ラチ沿いをキープ。人気馬が馬場のいい外を回るのを尻目にひたすら内を進み、1000メートル通過が1分2秒3のスローに持ち込んだ。直線は2番手から迫るシャルルマーニュと内外離れての叩き合い。一旦は交わされたかに見えたが、しぶとく粘り鼻差だけ残した。「馬場に助けてもらったが、ここを勝つか勝たないかでは全然違う。前走は休み明けで燃え上がってしまったが、今日は抑えられた。今後は未定だが、楽しみが増えた」と高橋祥師は話した。