【江戸川・関東地区選手権】金子逃げ切り!初G1「びっくり」
2018年02月15日 05:30
ボートレース
潮、風ともにS事故が最も出やすい状況だった。その中で全艇0台のスリット合戦。中でも金子が一番早かった。コンマ01で外枠の攻めを封じた。「マークだけを見て、自分のタイミングで旋回した」。ここ一番、思いもしなかった力が出た。「一般戦の優勝も5回しかないのにG1を勝てると思っていなかった。うれしいよりもびっくりしている」。江戸川への苦手意識と決別した瞬間だった。
この優勝で初SGとなるクラシック(3月16〜21日、浜名湖)権利を獲得。ステージ上では「本当に斡旋入ります?入るまで信じない」と冗談めかした。しかし舞台を降りると「もっと技量を向上させないと」。金子の選手人生にとって、大きな分岐点だった。SG戦線へ向け、新たなボート人生がスタートした。
◆次走 優勝した金子拓矢の次走は21日からの住之江一般戦。横沢剛治、長田頼宗、河村了らとVを争う。前沢丈史は20日からの徳山一般戦。今村豊、仲口博崇、重野哲之らが参戦。中沢和志は18日からのまるがめ一般戦。浜野谷憲吾、須藤博倫、後藤翔之らが出場。秋山直之、福島勇樹は20日からの宮島一般戦。浅見昌克、飯島昌弘、重成一人らが相手。斉藤仁は17日からの戸田一般戦。梶野学志、土屋智則、浜田亜理沙らとVを争う。