【日本ダービー】(13)グレイル 予定通り仕上げ一発狙う
2018年05月26日 05:30
競馬
皐月賞は6着止まりも、上がり3F34秒8はメンバー最速タイと自慢の末脚は示した。出遅れた上に直線で進路を探すロスがあったことを考慮すれば「負けて強し」の内容。師は「皐月賞は何とか間に合ったかなという感じ。今回の方がかなり順調に来られている」と手応えを口にした。
12年ダービーをディープブリランテで制し、今年も天皇賞・春(レインボーライン)を勝っている岩田騎乗も心強い。最終追い切りに騎乗した鞍上は「先週より今週の方が動きが良かった。広いコースは合っているし、距離は延びた方がいい」と虎視たんたんと戴冠を狙っている。デビュー2連勝で京都2歳Sを制した素質馬。師と岩田がそろってポイントに挙げるスタートさえ決まれば、大一番での華麗な復活走が見られるかもしれない。