【エプソムC】アーサーも続く!ディープ産駒が国内外を圧巻
2018年06月05日 05:30
競馬
15年セレクトセール1歳セリで2億円(税抜き)で取り引きされたディープインパクト産駒。新馬戦から2連勝を飾り、重賞でも勝ち負けを演じた。3歳時はクラシック戦線に挑んだが、ダービー(10着)、菊花賞(11着)は「距離適性」に苦しみ、結果を残せなかった。
3歳暮れからは1600〜1800メートルへ路線変更。オープン特別で2、1、3着と堅実に走っている。前走メイSから中2週で再度輸送を控えるため、中間は馬体を戻すことに専念。3日には坂路を駆け上がり、4F57秒9〜1F13秒3をマークした。同助手は「馬体に張りが出てきたし、この馬らしい走りの感じになっている」と上昇ぶりを伝える。
今春は東京でも海外でもディープ産駒が大活躍。国内G1・3勝&仏ダービーV、G2も1勝。今の高速ターフは持ってこいだ。英ダービーのサクソンウォリアーは惜しくも4着に敗れたが、その舞台となったエプソム競馬場の名が付いた重賞で、ディープ産駒のアーサーが初タイトル奪取に燃えている。