【富山記念】浅井23回目の記念V「この勢いで競輪界引っ張る」

2018年09月03日 05:30

競輪

【富山記念】浅井23回目の記念V「この勢いで競輪界引っ張る」
富山記念を制し、ポーズをとる浅井 Photo By 共同
 競輪の富山開設67周年記念の瑞峰立山賞争奪戦(G3)最終日は2日、富山競輪場で決勝(2015メートル、6周)が行われ、浅井康太(90期)が6月久留米以来となる通算23回目の記念Vを達成した。
 レースは山本―古性―片折―平原―宿口―浅井―山中―伊勢崎―大塚で周回。残り3周過ぎに後方から山中―伊勢崎―大塚が上昇。片折―平原―宿口を出させないように、外でけん制しながら出る機会をうかがう。先頭を走る山本が山中を警戒。やや内を空けた所に片折がすかさず入り込み、平原―宿口が続く。そのまま打鐘で片折―平原―宿口が出切り、浅井は4番手をキープ。5番手は山本で山中は7番手。バックで勢い良く仕掛けた浅井。あっという間にトップスピードに乗ると番手まくりの平原を難なくかわして先頭に躍り出た。追走する平原を振り切って、そのまま1着でゴールを駆け抜けた。

 「単騎だったけど、基本は関東の4番手から攻めるつもりだった。少し遅いかとも思ったけど、平原さんがなかなか番手から出ないので無理に仕掛けた。地元地区の記念を勝てて良かった」と振り返った。「自分もだいぶ仕上がってきている。今後のG2、G1でも好勝負できる感触がある。この勢いで競輪界を引っ張っていけるように頑張る」と自信の表情で話した。

 前回のいわき平オールスターで準V。その疲れも見せずに直後の記念制覇。昨年のグランプリウイナーが勝負の後半戦に向けて一段と勢いに乗ってきた。浅井の次回出走は高知・共同通信杯(14〜17日)の予定。

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