【マイルCS】ステルヴィオ、存在能力◎ 陣営も順調アピール

2018年11月14日 05:30

競馬

 末脚自慢のステルヴィオがマイルG1を射止める。古馬初挑戦の前走・毎日王冠(2着)は前残りの厳しい流れ。それでも3歳世代指折りの切れ者はメンバー最速3F33秒2の瞬発力で猛襲した。放牧を挟み、中5週で朝日杯FS以来のマイル戦。「いつも通りいい。トラブルもない」と木村師は順調をアピールした。
 デビュー後は早生まれ(1月15日)の優位性を生かし、好成績を積み上げた。「2歳、3歳春は生まれが早くて得していた部分があった」と指揮官は言う。それでも本格化はまだ先だ。「毎日王冠を使った時も今回も、出来上がってるわけではない。まだ(能力上昇の)スペースがあるんじゃないか」と独特の言い回しで潜在的能力に期待した。

 しまいの切れ味を生かすにはポジショニングが最大の鍵。「京都が舞台なので位置取りがポイント。タメも必要だし、どこにいるかが重要になる」。こう話す師が期待を寄せる鞍上ビュイックは、14日の最終追いに騎乗予定。世界屈指の名手がG1初V切符をパートナーに手渡す。

おすすめテーマ

2018年11月14日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム