【新潟大賞典】グラース 平成ラスト重賞制覇!初来日レーン騎乗3日目で初タイトル
2019年04月30日 05:30
競馬
これが日本での14鞍目。短期免許初週に重賞を制したのは10年天皇賞・春をジャガーメイルで勝ったC・ウィリアムズ以来2度目。その豪州の大先輩から来日に際し、多くのアドバイスを受けた。「初めての日本で結果を出すことができてハッピー。これから2カ月間、この勢いを続けたい」。3日間開催で14戦5勝の若武者は語った。
5番人気スピークリーズンが勝った89年京成杯から平成の重賞3845レース目となった新潟大賞典。平成後期のJRA重賞を席巻したのは外国人騎手だった。ある意味、平成の競馬を象徴する結果だったのかもしれない。
◆メールドグラース 父ルーラーシップ 母グレイシアブルー(母の父サンデーサイレンス)牡4歳 栗東・清水久厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績15戦5勝 総獲得賞金1億67万7000円。
◇ダミアン・レーン 1994年2月6日生まれ、オーストラリア出身の25歳。「歩きだした時には既に周りに馬がいた」という環境で育つ。豪州に移籍した日本馬トーセンスターダムでG1を2勝するなど、以前から日本と縁があった。25歳にして既に970勝以上、G1・15勝。