JRA 禁止薬物問題の発生原因はカカオ豆副産物粉塵の混入と説明 競走除外全馬に保証金
2019年07月05日 15:27
競馬
薬物検査の結果を待たずに問題となったグリーンカルが流通したことに関しては「検査の申請、受検状況について正確な情報を有する態勢が十分に取れていなかった」と責任を認め、ファンや関係者に謝罪。今後の対応策についてはJRAが販売業者、薬物を検査する競走馬理化学研究所、小売店にチェックを入れる態勢をつくると発表し「このような事案を二度と起こさないよう、再発防止に向けた取り組みを徹底する」とした。
また、同製品が納入された28厩舎に所属し競走除外となった全馬については、出走予定だったレース3着賞金相当の保証金に加え、特別出走手当が与えられる。総額4~5億円の保証金はJRAが負担することになる。