【函館2歳S】武「優等生」カーリーで函館滞在V締めだ!
2019年07月18日 05:30
競馬
「動きは良かったです。初戦よりも良くなってますね。本当に優等生なんです、この馬。凄く素直。だから新馬戦のように行っても大丈夫なんです」
――その新馬戦は逃げ切り勝ちだった。
「スタートが速かったので、勝ちに行って、スピードで押し切った。確率の高い乗り方を心掛けたつもり。新馬戦である程度のラップを刻めることは分かったし、最後は内でしっかりと粘ってくれた。能力は高いと思いました」
――新種牡馬エピファネイア産駒。自身は現役時は乗っていないが…。
「スピードの持続力がある印象です。それもあって、新馬戦も最後まで残れたのではないかな」
――函館2歳Sでも期待は高い?
「同じ競馬場で同じ距離ですからね。ただ、この時期の2歳馬で、キャリアも浅い馬ばかり。展開も読みにくい面はある。相手も強くなりますからね。ただ2戦目でこの馬自身も良くなっています」
――武豊さんと函館2歳Sといえば…。
「(英仏でG1・2勝を挙げた)アグネスワールド(97年)ですよね。凄かったですね。レコード勝ち(1分9秒8)だった。あの馬と比べるのはさすがにかわいそうかな」
――今夏の函館競馬場の芝状態は。
「いい芝ですよ。状態も凄くいい。ある程度力はいるし、スピードも要求される。内と外の馬場差もない。最終週でもいい状態だと思う」
――22年ぶりの函館2歳S制覇がかかる。
「函館2歳Sは、幼稚園の運動会の決勝戦みたいなもの(笑い)。ただ、行っても大丈夫ということは初戦でも分かったので…。僕自身(88年以来の)久しぶりの函館滞在。できれば最終週に重賞を勝って帰りたいと思います」