【セントウルS】メロディ風格!単走軽やかに11秒5
2019年09月06日 05:30
競馬
高松宮記念は促してインの絶好位を取り、内からスッと抜け出してVとセンスあふれる内容。初の芝1200メートルでいきなりG1を勝った。ひと夏を越え、藤原英師も「仕上がりは順調。力が抜けて全体的に成長しています。ドッシリとして落ち着いてますね。58キロは仕方ないところ。成長力で克服してほしいですね」とパワーアップを実感する。
昨春にファルコンSを勝って初の重賞タイトルを手に入れた。年末の阪神C2着を経てのG1制覇。福永は「クラスが上がれば、そのクラスにふさわしい体になる。それを感じる馬もいますよ。“風格を持つ”というのは競走馬にとってはいいこと」と話す。
今秋のスプリント路線はにぎやかだ。昨年のマイルCS覇者ステルヴィオや今年の桜花賞馬グランアレグリアが殴り込み。スプリンターズSで初顔合わせとなる。その前にここで夏のスプリントチャンピオンを狙う馬たちの野望を打ち砕き、威風堂々“主役”として次のステージへ向かう。