【平和島・トーキョー・ベイC】下出 差して初V!優勝も笑顔なし「ピット離れが下手過ぎた」
2019年10月12日 05:30
ボートレース
デビュー13年目でG1初優勝を達成。だが、笑顔はない。「ピット離れが下手過ぎた。うれしさよりも悔しさの方が大きい」。それでも勝因となった超抜パワーを引き出したのは紛れもなく下出自身。「足は完璧だった。いい勉強になった」と振り返った。
勉強という言葉を口にしたのは求める伸びが手に入らなかったからだ。12年にプロペラ制度が、持ちペラ制からレース場備え付け制に変更。これを契機に伸びに特化したペラを研究。現在まで続けている。
賞金ランクは42位に上昇。11月の桐生チャレンジカップでSGデビューの可能性も出てきたが、どこ吹く風。「タイトルや賞金に対しての目標は特にない。伸びを付けてまくって勝つことだけを考える」。これからも理想を追い続ける。