小中学生による全国ポニー競馬選手権「第11回ジョッキーベイビーズ」が14日、東京競馬場(直線芝400メートル)で最終12R終了後に行われた。地区予選を勝ち抜いた8人による決勝戦は、ツクモビジン(牝5)に騎乗した長野地区代表の佐野遥久(はるく)君(12)が優勝。昨年に続き長野地区が連覇を達成した。
3年ぶり2回目の決勝戦出場だった佐野君が前回7着の雪辱を果たした。道中は4番手。先に先頭に立った東海地区の小野俊斗君(13)とヒメ(牝10)を内から差し切った。満面の笑みで柴田大から優勝カップを受け取った佐野君。「脚でしっかり乗り、手綱を緩めないことを心掛けた。3年前は負けたので、今年は絶対に勝って長野地区連覇を達成したかった。将来はジョッキーになり、また東京競馬場で今日会ったジョッキーさんたちと一緒にレースをしたい」とうれしそうに夢を語った。