【東京3&9R】“伝説の男”いきなり2勝!デットーリ 8年ぶり日本でV
2019年11月24日 05:30
競馬
勝ち馬を生産した社台ファームの吉田照哉代表も驚きの表情。「凄いね。前回来日した時も凄かったが、欧州で素晴らしい成績を挙げている今は当時より凄い。タイガー・ウッズみたいだ。前走2着馬が5頭もいる中で勝ち切った。さすが世界の最高峰」と称賛の言葉を並べた。
9R・カトレア賞では1番人気デュードヴァンを5番手からきっちりVに導いた。これがJRA通算20勝目。デットーリは「とてもいい馬。スタートは良くなかったけど、すぐにリカバーできたし、内のいいポジションを取れた。直線で外に出すと何もしなくても一生懸命に走ってくれたよ」。このレースが来春の米G1ケンタッキーダービーの出走選定ポイントシリーズ対象レースと知らされると「ケンタッキーに行くのなら、その前にドバイなどで経験を積むのもいいかもしれない」とアドバイスも忘れなかった。
24日は6鞍に騎乗。ジャパンCではG1初挑戦のルックトゥワイスと初コンビを組む。勝てば、96年シングスピール、02年ファルブラヴ、05年アルカセットに続く4度目のJC制覇。デットーリジャンプが久々に日本で見られるか。