【チャンピオンズC】ウェスタ―の佐々木師も手応え「太鼓判」
2019年11月27日 05:30
競馬
「前走の競馬を見ると、昨年のように後ろからは行かないと思う。前走は勝った馬(ヴェンジェンス)の位置取りが理想だったが恐らく前走のようなレースになると思う」(同師)
あとは相手関係。無傷の5連勝で臨む3歳馬クリソベリルが人気を集めるようだが簡単に白旗は揚げない。「モマれることもある。モマれ強い馬でないと(上位には)来られないから」。百戦錬磨の調教師にしか言えない言葉だ。
ウェスタールンドは芝で20戦。ダートに切り替えて7戦。栄光も挫折も味わってきた。敗れて負った刀傷はかけがえのない財産。経験の浅い3歳馬にはない味わいがある。昨年は離れた最後方追走から藤岡佑の機転でインを強襲して8番人気2着。作戦は違えど、チャンスをうかがう気持ちは同じ。スミヨンが最強の刺客となる。