【朝日杯FS】(2)ビアンフェ 絶好枠に中竹師「行きやすい枠」
2019年12月14日 05:30
競馬
1200メートルで2勝を挙げ、距離経験は1400メートルまで。初めて挑むマイル戦が今回の大きなポイントだ。「さすがに初めてでやってみないと分からないが、ギリギリかもしれない」。中竹師は正直な感想を口にした上で「とにかく小細工なしで、この馬の競馬に徹するだけ。その中でペースが遅いか速いかだけ」と、あくまでスタイルを貫いて真っ向勝負を挑む構えだ。
新種牡馬のキズナ産駒。初年度から2歳種牡馬リーディング2位と好調だが、その父に初の重賞タイトル(函館2歳S)をプレゼントしたのがビアンフェだ。現2歳世代の重賞勝ち第1号となった“孝行息子”が、今度は初のG1タイトルへ再び逃走態勢。好枠も味方につけ、歓喜のゴールへとひた走る。