【ホープフルS】ワーケア95点 綺麗にお手入れで体調万全トモの発達も十分
2019年12月24日 05:30
競馬
ワーケアをクリスマスの風物詩になぞらえるなら、もみの木のクリスマスツリー。この常緑針葉樹の枝は秋から冬にかけて風通しをよくするために剪定(せんてい)します。枝が茂り過ぎると株が蒸れて枯れてしまうから。いわば樹木のクリッピングです。
剪定された鹿毛は丸みを帯びた素晴らしい張りを保っています。中でも際立つのがトモ。臀部(でんぶ)とトモの付け根、ヨロ(トモのくびれ部分)の筋肉が発達しています。首差しは奇麗に抜け、筋肉の一つ一つが浮かび上がっています。クリスマスツリーの電飾のように。飛節は固く締まっていませんが、角度はいい。成長とともに締まってくるはずです。顎っぱりもいい。食欲旺盛なのでしょう。もみの木は水やりを欠かさなければ、春に黄色い花を枝先に付けます。ワーケアは剪定というメンズスキンケアで来春、どんな花を咲かせるか。