【共同通信杯】マイラプソディ、坂路単走4F50秒6 4戦4勝へ武豊も成長実感
2020年02月13日 05:30
競馬
「53秒ぐらいの予定だったし、見た感じも54、55秒ぐらいかなと。(乗り手も)無理はしていないと言っていた。跳びが大きくて、伸び伸び走らせた方がいいからね。具合はいいよ」
時計が出たのは、この日だけではない。先月30日のCWコースでも、自己ベストを1秒以上も更新する6F79秒9の好時計をマーク。友道師は「走る姿を見ていると、迫力が出てきた。やっぱり、ハーツクライ産駒だね。成長を感じる」と目を細めた。同産駒で昨年の年度代表馬に輝いたリスグラシューのように、父譲りの成長力を秘めている。
デビューからコンビを組む武豊も1週前追い(5日)で好感触をつかんだ。「前走の1週前にも乗ったけど、あの時は特別良くは思わなかった。前回と比較しても今回の方が動き、雰囲気は良かったよ」と手応え十分。デビューから34年連続JRA重賞制覇が懸かるレジェンドは「東京でどんな走りをしてくれるか楽しみだね」と期待を寄せた。
この後は皐月賞(4月19日、中山)→ダービー(5月31日、東京)の王道ローテを歩む。友道師は「ダービーの前に、東京を経験しておきたかった。(競馬場に)1泊して競馬をするのは初めて。今までの精神状態からは大丈夫だと思うけどね。いい形で皐月賞へ行きたい」と無敗ロードは譲らない。2歳戦で同じ3戦3勝のコントレイル、サリオスは既にG1タイトルを手にした。ライバルより先に4連勝を飾り、堂々とクラシックへ突き進む。