【チューリップ賞】ショウリュウハル“大物食い”母娘制覇だ!母ムーンは10年アパパネ撃破
2020年03月03日 05:30
競馬
阪神メイン「チューリップ賞」（7日、3着まで桜花賞優先出走権）に出走するショウリュウハルの母ショウリュウムーンは、10年の同賞の勝ち馬。このレースは“記録”“記憶”ともに強烈なインパクトを残した。2歳女王として断然主役だったアパパネを外から豪快に差し切り。初コンビを組んだ園田の木村健はJRA初重賞制覇を決めた。
ショウリュウハルを担当している北岑厩務員は当時を懐かしむように「レース後は木村さんが一番ビックリしていたね。4角でバチバチとムチを入れたことによって気合が入った。直線は凄い脚を使ってくれたよ」と振り返る。続けて、母と子の現時点での力関係を「脚さばきや我が強い面は似ているけど、差し馬で流れがはまらないとダメだった母に対して、自在性を持つショウリュウハルは利口やね」と比較した。
前走の白菊賞は2番手から抜け出し、大激戦のゴール前を見事に勝利した。「7割ぐらいの仕上げだった」と余力残しだったことを明言。それから休養に入り、約1カ月前に帰厩。この中間はこれまでになかった劇的な変化が出てきた。
「以前はカイバが身にならなくて体も増えなかったけど、ようやく身になってきた。現在で480キロぐらい。これは本当にいい傾向。状態面に関して今回は100点。“大物食い”を期待しています」
3歳春は最も成長盛んな時期。前走からの能力アップに期待は大きく膨らむ。10年前の再現なるか。ショウリュウハルが母子制覇を狙う。
前走の白菊賞は2番手から抜け出し、大激戦のゴール前を見事に勝利した。「7割ぐらいの仕上げだった」と余力残しだったことを明言。それから休養に入り、約1カ月前に帰厩。この中間はこれまでになかった劇的な変化が出てきた。
「以前はカイバが身にならなくて体も増えなかったけど、ようやく身になってきた。現在で480キロぐらい。これは本当にいい傾向。状態面に関して今回は100点。“大物食い”を期待しています」
3歳春は最も成長盛んな時期。前走からの能力アップに期待は大きく膨らむ。10年前の再現なるか。ショウリュウハルが母子制覇を狙う。
