【金鯱賞】サートゥル、復権へ驚速4F49秒8 ルメール「凄くいい脚」
2020年03月12日 05:30
競馬
決していっぱいに追ったわけではない。とてつもない脚力にルメールは「ビックリした。凄くいい脚だったし、楽に時計が出たね。コンディションは良さそう」と満面の笑みを浮かべた。昨年の神戸新聞杯(1着)以来となるコンビ結成。ここまでコンビ2戦2勝の鞍上の表情からはレースを非常に楽しみにしていることがヒシヒシと伝わってくる。
「この馬で皐月賞と神戸新聞杯で勝利した。彼のポテンシャルは凄く高いです。去年は子供っぽい面があったけど、だいぶ大人になってきた。心身ともに充実している」
18年ホープフルS、19年皐月賞とG1・2勝はいずれも芝2000メートル。「距離がいい」と力強く断言したように、ルメールは条件に絶対的な自信を持っている。ダービー4着、天皇賞・秋6着と左回りでは結果が出ていないが、敗因はレース直前にテンションが上がり過ぎたこと。ゲートインまでの道のりさえスムーズにこなせれば、結果は勝手についてくる。今年こそは競馬界の主役を担う存在へ。昨年の最優秀3歳牡馬が、改めて貫禄を見せつける。