【高松宮記念】グルーヴィット、初1200mが妙味 中京も好相性
2020年03月27日 05:30
競馬
実は昨年の高松宮記念勝ち馬ミスターメロディとキャリアが似ている。ダートでデビューして、まず2勝。初芝のファルコンSで好走(ミスターメロディ1着、グルーヴィット2着)。そしてミスターメロディは初の芝1200メートル戦となった高松宮記念を見事に制した。どうだろう。グルーヴィットの笑顔がもう見えるようではないか。
昨秋は夏負けの影響もあり結果が出なかったが、前走前から復調ムード。松永幹師は「今回も雰囲気がいいからね」と状態面に太鼓判を押す。レースでは気を抜く面を見せるが「調教でブリンカーやクロス鼻革を着けている。1200メートルで集中して走ってくれたら」と距離短縮に期待を込めた。
岩田康とはデビュー戦V以来のコンビ。13年の高松宮記念でグルーヴィットの父ロードカナロアを勝利に導いたという縁もある。今年はノーザンファームから新たなチャンピオン誕生の予感がする。