【ヴィクトリアM】ノームコア連覇だ!打倒アーモンドへ虎視たんたん“歴史は繰り返す”
2020年05月11日 05:30
競馬
今年はアーモンドアイに昨年のオークス馬ラヴズオンリーユー、重賞3連勝中のサウンドキアラなどが人気を集めそうだが、侮れないのがノームコア。昨年の覇者だ。昨年ヴィクトリアMは1分30秒5のレコードV。中団から鋭く伸びてG1馬のラッキーライラック(4着)、アエロリット(5着)を差し切った。当時は5番人気でのVだったが、秋には富士Sを制し、暮れの香港マイルでも4着と健闘。地力の高さは疑う余地がない。
前走・高松宮記念は15着と大敗したが、これは度外視できる。香港マイル以来の始動戦で、初の1200メートル戦。加えてフルゲートの大外18番枠、未経験の重馬場と厳しい条件がこれでもかとそろった。萩原師は「前走に関しては距離も含め、この馬のスタイル、良さを生かせる条件ではなかったかなと思っています」と振り返る。
反撃に向け、中間の調整は順調。1週前はWコースで5F67秒6~1F12秒1。しっかり追われて抜群の伸びを見せた。師は「順調に来ているし、動きも良かった。(勝った)昨年に比べて特に成長だとか変化している点はないが、変わりなく来ているのは何より」と話した。ちなみに昨年は中山牝馬S7着からの逆襲V。歴史は繰り返すか。